こんにちは。刃音録、運営者の「刃音(はね)」です。
毎日仕事から帰ってきて、重たい体を引きずるようにキッチンに立つ時間。それは時として、義務感だけが支配する「しんどい作業」になってしまいますよね。
かつての私も、食材を切る音さえも無機質に感じるほど、日々の料理をただのタスクとして消化するだけの毎日を送っていました。
しかしある時、料理が楽しくないのは自分の腕や気力の問題ではなく、使っている道具が自分に合っていないからだと感じたのです。

そこから私は、徹底的に道具への投資を始めました。
数々の失敗も経験しましたが、実際に使い倒して、五感が「心地よい」と感じる神ツールたちが揃った今、私のキッチンはストレスのたまる場所から、大人の遊び場へと変わりました。
この記事では、そんな私の生活を劇的に変えてくれた、共働きパパが投資して正解だった7つの道具をご紹介します。

- 家事の時間を大幅に削減し心に余裕を生む自動化ツールの活用法
- 料理のプロセス自体を極上のエンターテインメントに変える道具の選び方
- 実際に長期間使用して実感した各アイテムの具体的なメリットと使用感
- 道具への投資が毎日の生活の質をどのように向上させるかという実体験
【第1部】「手間」を消し去る自動化ツール3選|時間を買う

ここでは、私が「やらなくていいことは機械や仕組みに任せる」というスタンスで導入し、実際に生活の質が変わったと感じた自動化ツールを紹介します。
これらは単なる調理家電やサービスではなく、私たちの貴重な「時間」を生み出し、心のゆとりという快感をもたらしてくれる投資そのものです。
① Panasonic オートクッカー ビストロ|キッチンに専属シェフ

「ほったらかし調理」という言葉はよく聞きますが、このオートクッカービストロがもたらす体験は別格でした。
鍋底から羽根が回転して具材をかき混ぜてくれる機能と、業界最高クラスの高圧力が組み合わさっている点が最大の特徴です。
飴色玉ねぎや炒め物も、これまでの自動調理鍋だと「蒸し煮」のようなベチャッとした食感になりがちでした。
でも、ビストロはしっかりと水分を飛ばしながらかき混ぜてくれるので、口に入れた瞬間に「シャキッ」とした心地よい音が響きます。
角煮などの煮込み料理も、お店で出てくるような舌の上でとろける仕上がりに。
ここが感動ポイント
材料を入れてボタンを押せば、あとは完成までフリータイム。
今までコンロの前で立ち尽くしていた時間が、副業を進めたり、子供と遊んだりする「自分の時間」に変わりました。まさにキッチンに専属シェフを雇ったような、頼もしい感覚です。
もちろん、本体サイズが大きかったり、初期費用がかかったりという点はありますが、それ以上に「時間を買える」というメリットが圧倒的です。
忙しい共働き家庭にこそ、この心地よい余白を体験してほしい一台です。
② Panasonic 自動計量IH炊飯器|帰宅即、炊きたて

「仕事から帰ってきて、お米を計って研ぐのが面倒くさい」
そんな地味ながらも毎日のように襲ってくる、指先から伝わる冷たい水や手間のストレスを、きれいに消し去ってくれたのがこの炊飯器です。
米と水をタンクに入れておけば、あとはスマホアプリから「炊飯」ボタンを押すだけ。自動で計量し、投入し、炊き上げてくれます。
私が特に気に入っているのは、この炊飯器には「保温機能」がないこと。
「え、不便じゃない?」と思うかもしれませんが、逆なんです。保温がないからこそ、時間が経ったご飯特有の黄ばみや独特の匂い(不快なシグナル)とは無縁。
毎回食べる分だけを炊く習慣がつきますし、余ったご飯はすぐに冷凍するようになります。
注意点
保温機能がないため、炊き上がったらすぐに食べるか、冷凍保存する必要があります。
ただ、長時間保温して味の落ちたご飯を食べるよりも、毎回炊きたての香りを楽しむ方が、食事の満足度は格段に上がります。
帰宅してドアを開けた瞬間に、鼻をくすぐる炊きたての甘い香り。この幸せな「歓迎」を体験してしまうと、もう元の生活には戻れません。
③ らでぃっしゅぼーや|買い出しからの解放

道具とは少し違いますが、食材宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」も、私の料理ライフを劇的に楽にしてくれたツールの一つです。
最大のメリットは、スーパーの雑踏やレジ待ちの列に並ぶ時間、そして「今日の献立はどうしよう」と悩む脳のストレスを節約できること。
届く野菜はどれも生命力にあふれ、味が濃いのが特徴です。ニンジンやカブなどは、皮ごと焼いて塩を振るだけで、素材そのものが持つ旨味が口いっぱいに広がります。
素材が良いと、凝った味付けや複雑な調理工程が必要なくなるんですね。結果として、料理の時短にもつながりました。
私のアドバイス
「泥付き野菜の処理が面倒」「スーパーより高い」といった理由で一度は退会を考えたこともあります。
しかし、買い物に行く手間や無駄な食材を買ってしまうリスクを考えると、トータルでのコスパは非常に高いと感じています。
「お任せ野菜ボックス」なら、自分では選ばない旬の野菜が届くので、マンネリ化しがちな食卓にも新しい風が吹き、視覚的にも楽しい食事が待っていますよ。
【第2部】「ストレス」を消し去る極上の手動ツール4選|体験を買う

ここからは、使うたびに「気持ちいい!」と心が躍る、手動の道具たちを紹介します。
これらは単なる作業の道具ではなく、触れるたびに五感が喜ぶ、料理という行為そのものをエンターテインメントに変えてくれるアイテムです。
④ 包丁:KISEKI:(キセキ)|切る快感

手に入れるために1年以上待ちの「KISEKI:」は、まさに名前の通り、奇跡のような切れ味を持っています。
一般的な包丁と違い、極めて硬い「超硬合金」で作られています。そのため、鶏皮のような切りにくい食材も、刃を当ててスッと引くだけで、吸い込まれるように切れてしまいます。
トマトの断面も透けるほど美しく、艶やか。この指先から伝わる「切る快感」を味わいたくて、ついキッチンに立ちたくなるほどです。
最大のメリット:研がなくていい
非常に硬い素材なので、家庭用の砥石では研げません。しかし、それは裏を返せば「自分で研ぐ手間から解放される」ということ。
切れ味が落ちるたびに感じる「研がなきゃ」という心の負担がなくなり、メーカーに「里帰り(メンテナンス)」に出すだけ。面倒なメンテナンスから解放されるのも、忙しい私たちには大きな魅力です。
価格は3万円オーバーと勇気がいりますが、毎日使う道具としての満足度は計り知れません。
⑤ 王様フライパンPENTA(ペンタ)|10年使える相棒

フライパン選びに迷走していた私を救ってくれたのが、この「王様フライパンPENTA」です。
鉄フライパンのような熱伝導の良さと、テフロン加工の焦げ付きにくさを高いレベルで両立させています。
「重い」という口コミもありますが、手に持った時のずっしりとした重みは、むしろコンロの上でぶれない「安定感」という心地よさにつながります。
食材を置いた瞬間の「ジューッ!」という力強い音は、食欲をそそる最高のシグナル。
また、公式の「リフレッシュサービス(再加工)」を利用することで、コーティングを張り替えながら長く愛用できるのも「10年使える」と言われる理由です。
取っ手が外れるので、そのままお皿として食卓に出せるのも便利ですよね。
長持ちさせるコツ
熱伝導が非常に良いため、「強火」は厳禁です。中火以下で十分に熱が伝わります。私はこのルールを守ることで、焦げ付きとは無縁の生活を送っています。
「鉄?テフロン?どれがいいか分からない」という方へ
自分にぴったりのフライパンが見つかる「選び方のロードマップ」を作りました。迷っている方は、まずこちらで診断してみてください。
⑥ グリーンパン|有害物質ゼロの安心感

家族の健康を第一に考えたいパパ・ママにおすすめしたいのが「グリーンパン」です。
多くのフライパンに使われているフッ素樹脂(テフロン)を一切使用せず、砂由来のセラミックコーティングで作られています。
PFAS(有機フッ素化合物)や鉛・カドミウムを一切含まず、万が一、空焚きしてしまっても有害ガスが発生しないという安心感は、見えない不安(ノイズ)を消し去ってくれます。
ちなみに、私が愛用しているエッグパンは内側がグレーのモデルなのですが、もしこれからメインのフライパンを選ぶなら、内側が真っ白なモデル(ウッドビーシリーズなど)も強くおすすめです。
白いキャンバスに食材の色が映えるので視覚的にも楽しいですし、焼き加減が正確にわかるという実用的なメリットも、白いモデルならではの嬉しいポイントですよ。
使い方のポイント
セラミックは熱伝導が良い反面、焦げ付きやすいという声もありますが、これも「少量の油を引く」「中火以下で使う」という基本を守れば問題ありません。
私はPENTAと使い分けて愛用しています。
使い方のポイント
セラミックは熱伝導が良い反面、焦げ付きやすいという声もありますが、これも「少量の油を引く」「中火以下で使う」という基本を守れば問題ありません。
私はPENTAと使い分けて愛用しています。
⑦ 鋳物ホーロー鍋:ユニロイ(UNILLOY)|指一本の軽さ

鋳物ホーロー鍋といえば「バーミキュラ」や「ストウブ」が有名です。
しかし、どれも重すぎて、いつの間にか棚の奥で眠ってしまう…なんてことはありませんか?
燕三条の技術で作られた「ユニロイ」は、そんな常識を覆す「指一本で持てる軽さ」を実現しています。
厚さがわずか2mmという極薄設計でありながら、鋳物ならではの熱伝導と蓄熱性は健在。
「重い鍋は出し入れが億劫」という手首への負担(ストレス)がなくなるだけで、これほど毎日使いたくなるとは思いませんでした。
味噌汁からカレー、煮込み料理まで、軽やかにフル稼働しています。
(※ユニロイの詳細レビュー記事は現在執筆中です。公開までもう少々お待ちください!)
まとめ:道具への投資は「未来の自分」へのプレゼント

今回紹介した7つの道具は、決して安い買い物ではないかもしれません。しかし、これらは単なる消費や浪費ではなく、未来の自分の「時間」と、五感が喜ぶ「心の余裕」を作るための投資です。
毎日の料理が「しんどい義務」から、心地よいシグナルに満ちた「楽しい趣味」に変われば、家庭の雰囲気も明るくなり、結果として家族全員がハッピーになります。
いきなり全てを揃える必要はありません。

まずは、あなたが今もっともストレス(不快なサイン)を感じている工程について考えてみましょう。
たとえば、「切るのがつらい」「時間が足りない」といった悩みがある場合は、それを解決できる道具を一つだけ選んで使ってみてください。
そのひとつが、あなたのキッチンライフを劇的に変えるきっかけになるはずです。

