包丁を手軽にそろえたいと考えたとき、100均のアイテムに注目する人もいるでしょう。なかでもダイソーの包丁は、コストパフォーマンスに優れていると話題です。
本記事では、100均ダイソー包丁の基本的な特徴や、300円・500円といった値段ごとの違いについて詳しく解説します。
また、1000円で購入できる関の包丁にも触れ、100均ダイソーやキャン★ドゥでの取り扱い状況も紹介。
さらに、実際に使ってみた口コミや評判をもとに「切れないのでは?」という疑問にもお答えします。
ステンレスとセラミックといった材質の違い、子ども用包丁の選び方、研げば使い続けられるかという切れ味回復法についても網羅。
100均包丁のおすすめを知りたい方にも役立つ内容となっています。
- 100均ダイソー包丁の価格ごとの違いや特徴が理解できる
- 100均包丁の材質であるステンレスとセラミックの違いがわかる
- 子ども用包丁の安全な選び方が学べる
- 切れ味の回復方法や口コミ・評判を参考にできる
【ダイソー】100均包丁の実力を検証

ここでは、ダイソーのような100円ショップで手に入る包丁について、その種類や価格、切れ味、安全性といった気になるポイントを徹底的に検証します。
本章を参考に、100均包丁があなたのニーズに合っているか、見極めるための判断軸としてください。
- 100均ダイソーやキャン★ドゥには売ってない?
- 値段は?100均包丁300円・500円の違いを比較
- 子ども用はある?安全な選び方
- 100均包丁のおすすめはどれ?
- 切れない?口コミや評判を紹介
100均ダイソーやキャン★ドゥには売ってない?

100均のダイソーでは、100円(税抜)から包丁の購入が可能です。ただし、取り扱い商品は店舗によって異なります。
とくに300円・500円といった価格帯の商品は、全店舗に揃っているわけではなく、大型店中心の展開となっています。
小型店舗では品ぞろえが限られるため、事前に在庫を確認するのが安心です。
一方、キャン★ドゥでも公式オンラインショップで包丁の取り扱いは確認できますが、全ての実店舗で販売されているわけではありません。
店舗によっては取り扱いがないこともあるため、確実に手に入れたい場合はオンラインショップを利用するか、直接店舗に問い合わせてから訪問するとよいでしょう。
値段は?100均包丁300円・500円の違いを比較

100均ショップの包丁は、100円だけでなく300円・500円と価格帯が広がっており、値段による違いがはっきりと表れます。
まず100円の包丁は、軽量で手軽に扱えるのが特徴です。ただし、耐久性や切れ味の持続性に課題があり、長期使用にはやや不向きな場合があります。
サブ包丁や予備として使うにはコストパフォーマンスが高いですが、メイン包丁として使うには物足りなさを感じるかもしれません。
一方、300円・500円の包丁になると、刃に厚みが増し持ち手のグリップ感も改善され、全体的な使いやすさが向上します。
300円クラスでは日常的な調理に十分な切れ味を備え、軽めの食材カットに適しています。
さらに500円クラスにグレードアップすると、重心バランスが比較的良くなり、ある程度硬い食材もスムーズに切れる性能です。耐久性にも優れており、毎日の調理にも使える品質です。
100均で買える包丁については、以下の一覧表を参考にしてください。
ダイソーの包丁一覧
商品名 | 税込価格 |
---|---|
ニューギャラクシー万能包丁 | 110円 |
ニューギャラクシー刺身包丁 | 110円 |
ニューギャラクシー菜切包丁 | 110円 |
ニューギャラクシー穴あき包丁 | 110円 |
ニューギャラクシー出刃包丁 | 110円 |
セラミックナイフ(サヤ付、黒) | 110円 |
折りたたみナイフ(くすみカラー) | 110円 |
万能包丁 NOIR ITEMS | 220円 |
穴あき包丁 NOIR ITEMS | 220円 |
オールステンレスフルーツナイフ | 220円 |
オールステンレス包丁 | 330円 |
オールステンレス刺身包丁 | 330円 |
ペティナイフ(オールステンレス) | 330円 |
フルーツナイフ(オールステンレス) | 330円 |
三徳包丁(オールステンレス) | 550円 |
刺身包丁(オールステンレス) | 550円 |
パン包丁(オールステンレス) | 550円 |
オールステンレス中華包丁 | 550円 |
シェフナイフ(オールステンレス) | 550円 |
ペティナイフ(黒プラ柄) | 550円 |
セラミック包丁(ベーシックカラー)※THREEPPY | 550円 |
セリアの包丁一覧
商品名 | 税込価格 |
---|---|
万能包丁 | 110円 |
小型 小出刃包丁 | 110円 |
小型 穴明包丁 | 110円 |
小型 パン切包丁 | 110円 |
フルーツナイフ さや付 | 110円 |
さや付きフルーツナイフ(大) | 110円 |
セラミック刃ペティナイフ | 110円 |
KIDSナイフ(子ども用包丁) | 110円 |
キャン★ドゥの包丁一覧
商品名 | 税込価格 |
---|---|
フッ素コーティング万能包丁 | 220円 |
シルキーシェフ万能包丁 | 110円 |
シルキーシェフ穴あき包丁 | 110円 |
サヤ付き フルーツナイフ | 110円 |
子ども用 キッチン包丁 | 110円 |
子ども用はある?安全な選び方

セリアやキャン★ドゥでは、刃先が丸く設計された子ども向けの包丁が人気です。
刃の素材はステンレス製が主流で、鋭すぎないように作られており、安全性が高いのが特長です。
小さな手でも握りやすいようハンドル部分が工夫されているものもあり、親子で料理を楽しみたい家庭に適しています。
子ども向け包丁で一緒に料理を作れば、料理の楽しさと同時に、刃物の扱い方を学ぶ良い機会にもなるでしょう。
100均包丁のおすすめはどれ?

100均の包丁について解説しましたが、多くの方が「結局どれが一番いいの?」と気になっていることでしょう。
ここでは、ダイソーの通常ラインナップから、とくにおすすめの包丁をランキング形式でご紹介します。
具体的な商品名と特徴を交えて、初めての方でも迷わないようにまとめました。
第1位:万能包丁 NOIR ITEMS(220円)
いくら安くても切れ味は妥協したくない方には、フッ素コーティングが施されたNOIR ITEMSの万能包丁がおすすめです。
刃に食材がくっつきにくく、トマトのスライスもスムーズ。
スタイリッシュな黒いデザインはキッチンに馴染みやすく、使い勝手も抜群。軽量で扱いやすいので、初心者にもぴったりの一本です。
第2位:ニューギャラクシー万能包丁(110円)
コストパフォーマンス重視ならこれ。税込110円という驚きの安さながら、野菜や魚をスムーズにカットできる切れ味を備えています。
硬い食材にはやや力が必要な場面もありますが、普段使いには十分。とくにサブ包丁として常備しておくのに適しています。
第3位:セラミックナイフ(500円)
セラミック素材を採用し、軽量かつ錆びにくいのが特長のセラミックナイフ。フルーツやサラダなどのカットに最適で、金属臭が移らないのが嬉しいポイントです。
長時間の使用でも手が疲れにくいため、日常使いに便利ですが、硬い食材には向かないため注意が必要です。
第4位:ニューギャラクシー菜切包丁(110円)
野菜専用に設計された菜切包丁は、刃が広く直線的な形状で、キャベツの千切りや大根の輪切りなどに最適。
万能包丁よりも野菜調理に特化しており、頻繁に野菜を扱う家庭には一つあると便利なアイテムです。こちらも110円とは思えない使い心地でコスパは抜群です。
切れない?口コミや評判を紹介

口コミを確認すると、「意外によく切れる」「普通に使える」といった肯定的な意見が目立ちます。ただし、一部では「まったく切れない」といった不満の声も見られました。
とはいえ、100円という価格を考えれば、過度な期待をしている方は少なく、「日常使いなら問題ない」という意見が大半です。
本格的な料理や細かい作業を求める場合は物足りなさを感じるかもしれませんが、コストパフォーマンスの高さから、手軽に使える包丁として十分に評価されています。
以下では、Xで報告された100均の包丁についての口コミを紹介します。
【速報】
・「引くだけ」の研ぎ器を諦め、「押し引き」するタイプの研ぎ器を使ったら、なんとか前の切れ味まで復活出来ました👍
・同じダイソーで 100円のステンレス包丁を買ったら、よっぽどそちらの方が良く切れました😅
・・・作業の90%がネギの小口切りなので、これで十分かな⁈😂 https://t.co/LpP3m6v6Rp pic.twitter.com/ZieAHv58zr
— けにぃたん (@_Kenny_NMB) January 25, 2025
ダイソーで買った税込550円の刃渡り16cm身幅8cmの中華包丁の切れ味が予想以上によくて、なんでもかんでもズダーン!ズバババーン!と叩っ切り小間裂いてやりたくなる。ストレス解消にももってこいだろうが、相応の調理台とまな板(理想を言えばあの木の切り株みたいな奴)がないと無理だな。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) May 27, 2025
8「ねぇ!また包丁買っていい?良い中華包丁欲しいんだ!」
ヨッメ「ダメ!」
8「この前の四万のヤツとかじゃなくて今度のは一万くらいだから⋯」
ヨッメ「ダメ!」
8「じゃあダイソーの中華包丁⋯」
ヨッメ「イイヨ!」
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8「なんだこのクソ包丁⋯いらね⋯」 pic.twitter.com/5Px27h0ky4— 8-V7-81℃ (@V871ZCG) October 15, 2024
ダイソーで買った300円のセラミック包丁思いのほかよく切れるので楽じゃのぅ(:3_ヽ)_
切れる包丁のほうが余分な力はいらないから安全よね— そると (@Ususios) April 14, 2025
いろんな包丁持ってるんだけどその中で一番切れるのがダイソーで買った100円包丁
— ナツヨシ@skeb募集中 (@natsuyoshi_chan) October 15, 2024
キャンドゥの包丁全然切れない pic.twitter.com/JKzPeY0UpG
— じらいていおう (@ZRITIOU) January 31, 2022
【ダイソー】100均包丁を使いこなす

ダイソーの包丁について、材質や切れ味回復法、さらには高価格帯の商品の実力といった多角的な情報をまとめました。
本章を通してダイソー包丁への理解を深め、あなたが納得できる一本を見定める参考にしてください
- 材質は何?ステンレスとセラミック
- 研いだら使える?切れ味回復法
- 100均で関の包丁が買える!1000円の実力とは
材質は何?ステンレスとセラミック

ダイソーの包丁には、ステンレス製とセラミック製の2種類があります。
ステンレス製は錆びにくく手入れが簡単で、初心者や忙しい家庭に向いています。適度な重みで安定した切れ味を持ち、肉や野菜など幅広い食材に対応できる万能型です。
一方、セラミック製は軽量で疲れにくく、金属臭が食材に移らないため、フルーツやサラダに最適でしょう。
切れ味が長持ちする一方で、衝撃に弱く割れやすいため、取り扱いには注意が必要です。
材質によって使用感も異なり、ステンレスは自然な沈み込み、セラミックは軽快な操作感が特徴です。
研いだら使える?切れ味回復法

切れ味が落ちた包丁でも、研ぎ直せば十分回復可能です。とくにダイソーでは、初心者向けに荒砥石と中砥石がセットになった手頃な砥石が販売されており、簡単に切れ味を取り戻せます。
砥石は使用前に水に浸し、刃の角度を15度前後に保ちながら研ぐのがコツです。軽量で扱いやすいため、初めてでもスムーズに使えるでしょう。
定期的なメンテナンスを続けることで、包丁の寿命を延ばし、料理のストレスを軽減できます。
さらに、手軽に研ぎたい方には包丁シャープナーもおすすめです。数回引くだけで刃を整えられるため、時短にもなり、初心者にも扱いやすいアイテムです。
ご自宅でのメンテナンスに興味があれば、包丁シャープナーと砥石の違いについて解説した記事も役立つでしょう。
さらに本格的なケアとして、包丁の鏡面仕上げに挑戦したい方も、ぜひ参考にしてみてください。
100均で関の包丁が買える!1000円の実力とは

関の包丁は、岐阜県関市に古くから伝わる伝統的な刃物技術を活かして、職人の手によって丁寧に作られている製品です。
刀剣の産地としても知られる関市では、長年にわたり包丁作りの技術が磨かれてきました。
こうした背景を持つ関の包丁は、切れ味の鋭さと耐久性の高さが特長であり、プロの料理人から家庭のキッチンユーザーまで幅広く支持されています。
ダイソー系列のスタンダードプロダクツでは、この関の包丁が1000円という驚くべき価格で販売されています。
低価格ながらも、しっかりとした作りと実用性を兼ね備えており、購入者からの評価も高いです。
日常の調理作業に十分対応できる切れ味を持ち、肉や魚、野菜などさまざまな食材をスムーズにカットできます。また、ステンレス製のため錆びにくく、メンテナンスも比較的簡単です。
このように、関の包丁はコストパフォーマンスの高さで注目を集めており、初めて本格的な包丁を手にしたい方や、予備の包丁として購入を検討している方にもおすすめです。
高級包丁に手が届きにくいと感じている方でも、関の技術を気軽に体験できるのが大きな魅力といえるでしょう。
1,000円で手に入る関の包丁も魅力的ですが、もし長く愛用できる特別な一本をお探しなら、合羽橋の包丁専門店でプロの意見を聞いてみるのも良いでしょう。
また、信頼できるブランドの包丁選びで迷ったら、KISEKI:の包丁の購入ガイドや、スーパーストーンバリア包丁、グレステンの包丁、サバティエ包丁の口コミとレビューなどもぜひ参考にしてみてください。
【100均】ダイソー包丁の実力まとめ

刃音録ーイメージ
この記事ではダイソーの包丁について、その材質や切れ味回復法、さらには1000円で購入できる「関の包丁」の実力まで詳しく解説しました。
ダイソーの包丁は手軽に手に入る一方で、選び方や手入れのコツを知ることで、想像以上に活躍してくれることがおわかりいただけたかと思います。
この記事で得た知識を活かし、ぜひあなたの料理スタイルにぴったりのダイソー包丁を見つけて、快適なキッチンライフをスタートさせましょう!
- ダイソーでは包丁を店舗と公式通販で購入できる
- 店舗によって取り扱い商品に差がある
- キャン★ドゥでも一部店舗やオンラインで包丁が買える
- 100均包丁は100円から500円まで幅広い価格帯がある
- 価格が上がると刃の厚みや持ち手のグリップが改善される
- 100円包丁は軽量で初心者向きだが耐久性は劣る
- 300円包丁は日常使いに十分な切れ味を持つ
- 500円包丁は重心バランスが良く硬い食材にも対応できる
- セリアとキャン★ドゥには子ども向けの安全包丁もある
- 子ども用包丁はステンレス製で刃先が丸く作られている
- NOIR ITEMS万能包丁はコスパ重視の人気商品
- ニューギャラクシー万能包丁は110円でも十分な切れ味を持つ
- セラミックナイフは軽量でサラダやフルーツに最適
- 切れ味の悪くなった包丁は砥石やシャープナーで回復できる
- 100均でも関市製の高品質な包丁が手に入る
包丁を使いこなすことは、日々の料理をより快適にする第一歩です。しかし包丁の選び方だけでなく、適切な収納や手入れも大切ですよ。
マグネット収納の安全性や100均の包丁立てを使った収納アイデア、濡れたまま収納できるスタンドなど、あなたのキッチンに合った収納方法を見つけましょう。
また、持ち運びにはダイソーの包丁カバーが便利です。長く使うための柄の交換について知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。