ビストロの感想
刃音録|オートクッカービストロの使用体験記録
- 使い始めた経緯
- 一番よかったのは、火の番から離れられたこと
- 下ごしらえまでは任せられない
- 白米はやや硬めで、私の好みに合った
- 玄米は長い浸水をせずに炊けた
- カレーは水の量で一度失敗した
- チャーハンは分量を測ると仕上がりが変わった
- 野菜炒めはフライパンとは食感が違う
- 唐揚げはサクサクではなかった
- 鶏大根は想像以上にやわらかくなった
- オニオンスープを朝に食べられた
- 4人分のカレーは、現在のわが家でちょうどよい
- 連続調理は一度諦めた
- 減圧時間を考えず、夕食を待たせた
- 最初は棚から床へ移して使っていた
- 現在は棚に置いたまま使っている
- 熱い内なべは運ばず、その場で盛り付けている
- 手洗いは思っていたほど負担ではなかった
- 羽根を取り付ける溝の掃除は少し面倒
- カレーのあとは、においが残ることがある
- 約1年使っても目立った劣化はない
- かきまぜる音は、調理が進んでいる合図
- 操作はアプリが7割、本体が3割
- Foodableへの率直な感想
- 今の時点で感じていること
- 油跳ねがない
使い始めた経緯
私は、Foodableを利用してNF-AC1000を使い始めました。
ビストロは気軽に買える値段ではないので、本体代を一括で払わずに始められることが決め手でした。セットで届く調味料にも興味があり、実際に届いた内容にも満足しています。
使い始めて約1年。今も週3〜4回ほど使っています。高かったから無理に使っているわけではなく、普段の料理で自然と使うようになりました。
よく作るのは、カレー、チャーハン、野菜炒め、汁物です。ほかには、鶏大根、チキンライス、ゆで卵、オニオンスープなども作っています。凝った料理に挑戦するより、いつもの夕食を作るために使うことが多いですね。
一番よかったのは、火の番から離れられたこと
ビストロを使って一番よかったのは、料理が必ず早く完成することではありません。火加減を見たり、鍋を何度もかきまぜたりする時間が減ったことです。
カレーを作っている間に子どもをお風呂へ入れたり、汁物やゆで卵を作っている間に別の料理を進めたりできます。副業を進めることもあります。
ビストロを使う前は、鍋の前に立ちながら、焦げていないか、火が強すぎないかと気にしていました。今は、ふたを閉めて調理する対応メニューなら、加熱とかきまぜをビストロに任せられます。
私が感じているのは、作業時間の短縮よりも、調理中に別のことができるラクさです。夕方に「次は何をしよう」と考える負担も減りました。
下ごしらえまでは任せられない
もちろん、ビストロが料理を全部やってくれるわけではありません。
野菜の皮をむく、材料を切る、調味料を量る。ここまでは自分でやります。具材の種類が多い料理は準備に時間がかかるので、今日はやめておこうと思うこともあります。
普段まったく自炊をしない人が、ビストロを買っただけで急に料理を続けられるようになるとは思いません。
私の場合は、料理そのものを任せるのではなく、下ごしらえ後の加熱、火加減、かきまぜに使う道具という位置づけです。
白米はやや硬めで、私の好みに合った
公式レシピどおりに白米を炊くと、粘りを抑えた、やや硬めのご飯になりました。口に入れると粒がほどけるような食感です。
私はこのくらいの硬さが好きなので、普段のご飯として十分おいしく食べられました。反対に、もちもちしたご飯や、細かな炊き分けを求める人は、専用の炊飯器の方が合うと思います。
ビストロでご飯を炊いている間は、おかずを作れません。そのため、わが家ではビストロでおかずを作り、自動計量IH炊飯器でご飯を炊いています。
玄米は長い浸水をせずに炊けた
玄米は、前日から何時間も水に漬けなくても、しっかり炊けました。
玄米を食べようと思っても、長い浸水時間が必要だと、その日のうちに準備できないことがあります。ビストロなら食べたいと思った日に炊き始められるので、これは実際に使って便利だと感じたところです。
カレーは水の量で一度失敗した
最初の頃、市販のカレールウの箱に書かれた水の量で作ったことがあります。
完成したカレーは、スプーンですくってもとろみが弱く、シャバシャバでした。鍋で作るときと同じ水量では、思っていた仕上がりにならなかったんです。
それからは、市販ルウの箱ではなく、キッチンポケットアプリに書かれた分量を確認して作っています。ビストロでは、材料だけでなく水や調味料の量もしっかり合わせた方が、仕上がりが安定します。
チャーハンは分量を測ると仕上がりが変わった
初めてチャーハンを作ったときは、少ししんなりした仕上がりでした。そのときは、ビストロで作るチャーハンはこういうものなのかなと思いました。
でも、改めて材料と調味料の分量をしっかり測って作ると、今度はパラパラに仕上がりました。
最初の一度だけで「ビストロはチャーハンが苦手」と決めなくてよかったです。カレーと同じで、公式レシピの分量を守ることが仕上がりに影響すると分かりました。
今では、チャーハンはカレーと並んで、よく作る料理の一つです。
野菜炒めはフライパンとは食感が違う
野菜炒めは、作り方や材料によって、少ししんなりしたと感じることがあります。
フライパンを強火で振って作ったときと、ビストロが自動でかきまぜたときでは、同じ食感にはなりません。
野菜の歯ごたえを強く残したい日はフライパン、火加減とかきまぜを任せたい日はビストロというように使い分けています。
唐揚げはサクサクではなかった
ビストロで作った唐揚げは、揚げたてのような「カラッ」「サクッ」とした食感にはなりませんでした。
どちらかというと、お弁当に入っている少ししっとりした唐揚げに近かったです。私はサクサクした唐揚げの方が好きなので、自分で揚げ焼きした方が好みに合いました。
油でしっかり揚げた唐揚げと同じものを期待すると、少し違うと感じると思います。
鶏大根は想像以上にやわらかくなった
鶏大根を作ったときは、大根がホクホクに仕上がりました。鶏肉は、箸を入れると形が崩れてバラバラになるほどやわらかくなっています。
初めて作ったときは完成直後に食べたので、味のしみ込みは控えめに感じました。やわらかさについては十分すぎるくらいです。
食材によっては想像以上にやわらかくなるので、最初は公式レシピどおりに作り、実際の仕上がりを見てから好みに合わせた方がよいと感じました。
オニオンスープを朝に食べられた
夜のうちに材料をセットし、朝にオニオンスープを食べたこともあります。
朝からタマネギの旨味が出た温かいスープを食べられるのは、素直にうれしかったですね。一から作り始めなくても、食べたい時間に料理ができている便利さを感じました。
予約調理は何でも使えるわけではありませんが、対応メニューと生活の時間が合えば役立ちます。
4人分のカレーは、現在のわが家でちょうどよい
わが家は、私と妻、7歳と6歳の息子の4人家族です。
公式レシピの4人分でカレーを作ると、4人で食べたあと、少し余った分を私が多めに食べるくらいです。今のところ足りていますが、翌日分まで残るほどではありません。
息子たちがもう少し大きくなり、食べる量が増えたら、同じ量では足りなくなると思います。
規定量の範囲で材料を入れた場合は、エラーが出たり、うまく混ざらなかったりしたことはありません。現在のわが家には合っていますが、食べ盛りの子どもがいる家庭や、翌日分までまとめて作りたい家庭には少なく感じる可能性があります。
連続調理は一度諦めた
一度、調理が終わった直後に、そのまま次のおかずを作ろうとしたことがあります。
ところが、本体から時間を置くように促され、その場で次の調理を諦めました。待ち時間を正確に測ったわけではありませんが、夕食前にその場で待つのは現実的ではありませんでした。
それ以来、ビストロ1台でご飯とおかずを順番に作ったり、何品も続けて作ったりする段取りは考えていません。
わが家では、ビストロで煮込みや汁物を作り、その間にフライパンなどで別の料理を進めています。ビストロだけですべてを済ませるのではなく、ほかの調理器具と一緒に使う方が合っています。
減圧時間を考えず、夕食を待たせた
使い始めた頃は、画面に表示された調理終了時刻になれば、すぐに食べられると思っていました。
ところが、圧力調理では運転が終わったあとも、圧力が下がってふたを開けられるまで待つことがあります。その時間を考えていなかったため、家族を夕食までかなり待たせてしまいました。
今は、減圧にかかる時間も含めて、早めに調理を始めています。圧力調理だからといって、必ず短時間で食卓へ出せるわけではありません。
最初は棚から床へ移して使っていた
NF-AC1000が届いたとき、最初に感じたのは「思っていたより大きいな」ということでした。
横幅だけでなく奥行きもあるので、棚に置くとかなり存在感があります。重さも約8.2kgあるため、気軽に持ち運べる家電ではありません。
最初は棚に置いておき、使うときだけ床へ下ろしていました。棚で調理すると、蒸気が上の天板に当たるためです。
現在は棚に置いたまま使っている
その都度、約8.2kgの本体を床へ移すのは、だんだん面倒になりました。最近は、棚に置いたまま使っています。
本体を置いている台は手前へ引き出せます。ただ、本体を載せたまま端まで引き出すのは少し怖いので、半分ほど引き出した状態で使っています。
今も調理中の蒸気は上の天板に当たります。調理が終わったら、天板についた水滴を拭き取っています。
毎回拭くのは少し手間ですが、今のところ、棚板に目立った傷みやカビ、腐食、変色などは見られません。ただし、これはあくまでわが家の棚で使った経過です。
熱い内なべは運ばず、その場で盛り付けている
棚の高さには余裕があるので、ふたの開閉には困っていません。
調理後は、熱い内なべをシンクや食卓まで運ばず、本体を置いている場所で料理を皿へ盛り付けています。そのため、熱い内なべを持って移動する怖さや負担は感じていません。
置き場所を考えるときは、本体が入るかだけでなく、その場で食材を入れたり、料理を盛り付けたりできるかも大切だと感じます。
手洗いは思っていたほど負担ではなかった
NF-AC1000は、内なべ、内ふた、羽根などを手洗いします。私は、羽根、内なべ、内ふたの順に洗っています。
水気を拭き取るところまで含めても、普段は1〜2分ほどです。カレーのあとの油汚れも、柔らかいスポンジで洗えば落ちやすく、強くこすることはほとんどありません。
食洗機を使えないことには不満があります。ただ、手洗いが嫌でビストロを使わなかった日はありません。
それでも、羽根や圧力表示ピンカバー、ノズルキャップのような小さな部品だけでも食洗機で洗えたら、もう少しラクだったのにとは思います。
羽根を取り付ける溝の掃除は少し面倒
手入れで一番面倒なのは、内なべの羽根を取り付ける部分です。
溝に汚れが入り込むと、スポンジだけでは取れないことがあります。そのときは、コーティングを傷つけないように気をつけながら、つまようじで汚れを取っています。
この部分だけは少し手間ですが、ほかの汚れは落ちやすいので、全体としては許容できる範囲です。
カレーのあとは、においが残ることがある
カレーや角煮のように香りが強い料理を作ると、内ふたなどににおいが残ることがあります。
その直後にご飯を炊いたとき、ほんのりにおいが移ったこともありました。
とくにカレーのあとは、本体の洗浄モードを使っています。洗浄モードを使うと、気になっていたにおいはかなり取れました。
約1年使っても目立った劣化はない
約1年間、週3〜4回使っていますが、内なべのコーティングやパッキンに目立った劣化は見られません。
内なべは今でも汚れを落としやすく、油を使った料理のあとも、柔らかいスポンジで洗えています。
かきまぜる音は、調理が進んでいる合図
調理中は、羽根が動く「コトコト」「カチャカチャ」という音が聞こえます。
わが家では、テレビや家族の会話を邪魔するほどではありません。私には耳障りな機械音というより、「あ、かきまぜ始めたな」と分かる音です。
圧力を抜くときは、「シューッ」「プシュー」という音と一緒に蒸気が出ます。初めは少し不安でしたが、何度か使って動きが分かると、気にならなくなりました。
夜や早朝に使ったこともありますが、家族から音を指摘されたことはありません。
操作はアプリが7割、本体が3割
普段の調理は、キッチンポケットアプリを使うことが多く、感覚としてはアプリが7割、本体操作が3割くらいです。
スマートフォンからレシピを送ること自体は、面倒に感じていません。ただ、アプリの反応が少し遅く、操作のたびに待たされる感じはあります。大きな不満ではありませんが、少し気になります。
レシピについては、本格的な料理だけでなく、普段の夕食で作りやすい素朴なおかずがもっと増えるとうれしいですね。
Foodableへの率直な感想
Foodableは、本体代を一括で払わずにNF-AC1000を始められたことに満足しています。届いた調味料も実際に使っています。
ただし、月額で始めやすいことと、最終的な支払総額が安いことは別です。調味料に興味がない人は、通常購入の方が納得しやすいと思います。
私は週3〜4回使っているので、ビストロを使っている方だと思います。それでも、契約満了後の料金やサービスに、もう少しお得感があればうれしいというのが本音です。
今の時点で感じていること
ビストロは、材料を入れてボタンを押せば、何もせず料理が完成する家電ではありません。
食材を切る作業は残りますし、調味料も量ります。使ったあとは部品を洗います。本体は大きくて重く、置き場所や蒸気への対策も必要です。調理後の冷却や減圧があるので、続けて何品も作る使い方にも向いていません。
それでも、私は約1年間、週3〜4回使い続けています。
私がビストロに感じている一番の価値は、料理をしなくてよくなることではありません。火加減とかきまぜを任せて、鍋の前から離れられることです。
その間に子どもをお風呂へ入れたり、別の料理を作ったり、副業を進めたりできます。
私にとってビストロは、料理の時間を必ず短くする家電というより、夕方の調理中に気を張る時間と、「次に何をしよう」と考える負担を減らしてくれる道具です。
油跳ねがない
ビストロはフタをするので、油はねがないのがいい。揚げ焼きしても、コンロの掃除をしないでいいのがうれしい。
