オートクッカービストロで夕食を作ったあと、内なべや羽根はどう洗うのか。においが残ったら何をすればいいのか。使い始める前は私もそこが気になりました。
わが家ではオートクッカービストロ NF-AC1000を約1年間、週4回ほど使っています。
カレーやチャーハンを作ったあとの内なべは、思っていたより洗いやすいです。ただ、羽根を取り付ける軸のすき間や、内ふたの圧力部品は汚れが残っていないか確認しています。
この記事では、普段の洗い方を部品ごとに紹介します。NF-AC1000とNF-AC700で異なる食洗機の扱いや、カレーのにおいが残ったときのお手入れもまとめました。
- 内なべ・羽根・内ふたの洗い方
- NF-AC1000とNF-AC700の食洗機対応範囲
- 圧力表示ピンやパッキンの確認箇所
- においが残ったときのお手入れ方法
先に答えると、私が使っているNF-AC1000では、内なべ・内ふた・羽根を手洗いします。普通の汚れなら数分で洗い終わることが多いですよ。
ただ、軸まわりや圧力部品も確認するので、鍋だけ洗えば終わりという家電ではありません。
食洗機で洗える部品と手洗いする部品
NF-AC1000は食器洗い乾燥機・食器乾燥機を使えません。NF-AC700は、内ふただけ食器洗い乾燥機に対応しています。
どちらの機種でも、内なべ・羽根・蒸し板は手洗いです。
| 部品 | NF-AC1000 | NF-AC700 |
|---|---|---|
| 内なべ | 手洗い | 手洗い |
| 内ふた | 手洗い | 食洗機対応 |
| 羽根 | 手洗い | 手洗い |
| 蒸し板 | 手洗い | 手洗い |
NF-AC1000は、内なべ・内ふた・羽根・蒸し板を台所用中性洗剤とやわらかいスポンジで洗います。NF-AC700も「全部食洗機へ入れて終わり」ではないんですよね。
NF-AC700の内ふたを食洗機で洗う場合は、かごの端やほかの食器にぶつけないようにします。パッキンに汚れが残ったときは、スポンジで洗います。
毎回の洗い方
私が普段洗うのは、主に内なべ・羽根・内ふたの3点です。蒸し板を使った日は、蒸し板も洗います。
片付けを始めるのは、圧力が抜けて本体や部品が冷めたことを確認し、電源プラグを抜いてからです。

内なべは柔らかいスポンジで洗う
内なべは、台所用中性洗剤とやわらかいスポンジで洗います。
私がよく作るカレーや煮込み、チャーハンでも、普段はゴシゴシ力を入れなくても汚れが落ちます。
カレーを取り分けたあとに油分や色が残っていても、ぬるま湯を当てながらスポンジで洗うとするっと落ちますよ。

注意したいのは、内なべを洗いおけ代わりにしないことです。内面のフッ素加工がはがれる原因になるため、内なべの中へ食器などを入れて洗うのは避けてください。
すすぎは流水で行い、洗ったあとは乾いた布で水気を拭き取りましょう。
羽根は軸の穴まで洗う
羽根は表面だけでなく、軸が入る穴の中も洗います。
ここは調味料や細かい食材が入り込みやすいところ。外側だけ洗って終わると、あとからぬめりやにおいが気になるんですよね。
私は羽根を外したら、まず穴へ流水を通してからスポンジで洗っています。最後に穴の中を見て、汚れが残っていないか確認します。
中央の軸まわりは硬い物で突かない
内なべ中央にある、羽根を取り付ける軸の根元も汚れが入りやすい場所です。すき間が狭いので、スポンジだけでは届きにくいんですよね。
軸や軸のすき間は、先のかたい物で突かないでください。汚れを取るときは、シリコンのへらなどを使います。
ただ、すき間はかなり狭いです。私が使っているシリコンのへらでは、奥の汚れまで届かないこともあります。
以前は気になって、つまようじで汚れをかき出したこともありました。ただ、つまようじのように先のかたい物で軸やすき間を突くのは避けてください。
シリコンのへらなど柔らかい物を使い、それでも取れない汚れを無理にこじるのはやめましょう。
蒸し板を使った日はゴム脚も洗う
蒸し調理で蒸し板を使った日は、蒸し板も中性洗剤とやわらかいスポンジで洗います。ゴム脚は6個とも外して洗い、乾かしたあとにすべて付け直します。
炒め物や煮込みなど、蒸し板を使っていない日は洗う必要はありません。
本体は水洗いせず拭く
本体は丸洗いできません。電源プラグを抜き、本体や部品が冷めてから、かたく絞ったふきんで拭きます。
調理中の蒸気や、材料を入れるときにはねた調味料が、ふたの内側や周囲へ付くことがあります。私は目についた汚れを、その日のうちに拭いています。
内ふたを外したあとのくぼみやパッキン周辺、熱板、センサーにも汚れが残っていないか見ておきます。
部品の外し方や細かな手順は、パナソニック公式のお手入れFAQでも確認できます。安全に関わる部分は、取扱説明書や公式FAQの手順に従ってください。
内ふたと圧力部品の洗い方
NF-AC1000のお手入れで、一番「普通の鍋とは違うな」と感じるのが内ふたです。
圧力調理に使う部品が集まっているため、広い面をスポンジで洗うだけでは終わりません。パッキンや圧力表示ピン、ノズルの周囲も確認します。

パッキンは外さずやさしく洗う
内ふたのパッキンは、無理に引っ張って外す部品ではありません。付けたまま、やわらかいスポンジでやさしく洗います。
尖った物で突いたり、無理に引っ張ったりして傷めると、調理物が吹き出す原因になるため注意が必要です。
圧力表示ピンとノズルを確認する
NF-AC1000では、圧力表示ピン、ノズル、調圧弁に詰まりがないか確認します。
ここが詰まると、圧力を安全に逃がせなくなるおそれがあります。見た目の汚れだけの話ではないので、きちんと確認しておきたいところです。

圧力表示ピンは取り外さず、ピンを押して上下に動かしながら流水で洗います。動きが悪い場合は、取扱説明書の洗い方に従いましょう。

調圧弁の動きが悪いときや、におい・汚れが気になるときは、減圧ガイド内部まで外して洗ってください。
部品の順番を間違えると圧力が抜けるおそれがあります。減圧ガイド内部まで外す場合は、取扱説明書の図を見ながら取り付け順を確認してください。
においが残るときの対処
カレーや香辛料を使ったあとは、内なべやパッキン、内ふたににおいが残ることがあります。私も、普通に手洗いしただけでは抜けにくい日があります。
とくに気になるのがパッキンまわりです。見た目はきれいなのに、翌日にふたを開けるとスパイスの香りが残っていることがあるんですよね。
まずは早めに手洗いする
調理後は、扱える温度になったら早めに汚れを落とした方が洗いやすいです。においや腐敗、さびを防ぐためにも、長時間そのままにせず早めに洗っておきましょう。
カレーでも、内なべに付いた油汚れ自体はそれほど落としにくくありません。見た目がきれいになっても、においだけ残ることがあります。
NF-AC1000は水を45分加熱する
内なべやパッキンのにおいが取れないときや、内ふたや蒸気口の汚れが落ちにくいときは、水を入れて加熱します。
NF-AC1000では、内なべに豆類MAXの線まで水を入れ、「手動」→「加熱」→火加減「中」→「混ぜない」を選び、45分加熱します。
NF-AC700は内なべの最下線(1200mL)まで水を入れ、「自動メニュー」→「メニューリスト」→「お手入れ」を選びます。NF-AC1000とは操作が違うので、機種を確認して行いましょう。
終了後は湯が冷めるまで待ち、内ふたと内なべをもう一度洗います。NF-AC1000では、水以外を入れて加熱しないでください。
45分加熱するので、普段の手洗いより時間はかかります。ただ、毎回する作業ではありません。私は、洗ってもにおいが残ったときだけ行っています。
香りの濃いスパイスは残ることもある
このお手入れをしても、どんなにおいも完全に消えるわけではありません。カレー粉など香りが残りやすいスパイスや材料では、においや汚れが取れないこともあります。
私は、香りの強い料理なら多少においが残ってもしょうがないと割り切っています。毎回できるだけ無臭に戻したい人には、気になるところでしょう。
一年使って感じたお手入れの手間
使う前は、カレーや炒め物の油で内なべがベタベタになり、洗うのに時間がかかると思っていました。でも、実際はそこまで大変ではありませんでした。
私が面倒に感じるのは、むしろ中央の軸まわり、羽根の穴、内ふたの圧力部品といった細かなところです。
食洗機が使えないのは今でも不満です。でも私の場合、油汚れを落とすことより、細かいところを最後に確認する方が面倒ですね。
洗った部品を置く場所も必要
内なべ、内ふた、羽根、小さな部品を洗うと、シンク横の水切りスペースをそれなりに使います。
わが家ではほかの食器も並ぶので、そのまま乾かそうとすると場所が足りなくなりがちです。そのため、私は布で水気を拭いて片付けることが多くなりました。
洗う時間そのものは短くても、拭いて戻すところまであります。「鍋をサッとすすいで終わり」ではないんですよね。
食後すぐ洗えるかでも負担は変わる
夕食後すぐに片付ける家庭なら、内なべの汚れが乾き切る前に洗えます。
一方、食後は子どもの寝かしつけや入浴が先で、洗い物が深夜になる家庭もあるでしょう。そうなると、数分の手洗いでも面倒に感じやすくなります。
調理中は火のそばに付きっきりにならずに済みますが、食後の片付けまでなくなるわけではありません。
掃除で避けたいこと
NF-AC1000は圧力を使って調理する家電です。とくに圧力に関わる部品は、傷や変形を避ける必要があります。
削る道具や強い薬剤を使わない
内なべや内ふたなどを洗うときは、以下の道具や薬剤を使用しないでください。
- 金属たわし
- ナイロンたわしの研磨粒子部分
- ベンジン
- シンナー
- 磨き粉
- 漂白剤
- 洗剤用除菌アルコール
内なべはフッ素加工なので、焦げや色が気になっても硬い物で削らないでください。
パッキンを無理に外さない
内ふたのパッキンは、外して洗う部品ではありません。引っ張ったり尖った物で突いたりせず、付けたままやさしく洗います。
冷める前に手入れを始めない
調理後すぐに片付けたい日でも、まず電源プラグを抜き、本体と部品が冷めてからお手入れします。
とくに圧力調理後は、画面や圧力表示を確認し、ふたが安全に開けられる状態になるまで待ってください。
圧力表示ピン、ノズル、調圧弁が詰まると、蒸気や圧力を正常に逃がせなくなるおそれがあります。
減圧ガイド内部まで外す場合は、取扱説明書の図を見ながら取り付け順を確認してください。
手入れの手間も購入前に知っておきたい
NF-AC1000は、内なべの汚れ自体は落としやすいです。ただ、食洗機が使えず、軸や内ふたの細かな部分を確認する手間は残ります。
これをどのくらい負担に感じるかは、普段の洗い物や使う回数によって変わるでしょう。
音や置き場所など、ほかにも購入前に知っておきたい不便は、オートクッカービストロの後悔ポイントをまとめた記事で紹介しています。
洗い方でよくある質問
ここまでで基本の洗い方は紹介しましたが、食洗機の対応やパッキンの扱い、においが残ったときなど、細かいところは迷いやすいですよね。
最後に、よくある疑問をQ&Aでまとめます。
Q1. NF-AC1000は食洗機で洗えますか?
A. NF-AC1000は食器洗い乾燥機、食器乾燥機を使えません。内なべ、内ふた、羽根、蒸し板は手洗いします。NF-AC700は内ふたのみ食洗機対応です。
Q2. 内ふたのパッキンは外して洗いますか?
A. NF-AC1000の内ふたのパッキンは、無理に引っ張って外しません。付いた状態でやさしく洗います。
Q3. カレーのにおいが残ったらどうしますか?
A. まず内なべや内ふたを通常どおり洗います。それでもにおいが気になる場合は、NF-AC1000の内なべに豆類MAXまで水を入れ、「手動」→「加熱」→火加減「中」→「混ぜない」を選び、45分加熱します。
Q4. 内なべの中央に汚れが詰まったら?
A. 軸や軸のすき間は、先のかたい物で突かないでください。シリコンのへらなどを使って手入れします。
Q5. 蒸し板のゴム脚はどう洗いますか?
A. 蒸し板を使った日は、ゴム脚6個を外して洗います。乾かしたあとは、6個とも付け直してください。
まとめ 洗ったあとに細部まで見る
オートクッカービストロNF-AC1000は、内なべ・内ふた・羽根を手洗いします。NF-AC700で食洗機を使えるのは内ふただけです。
約1年使ってきて、内なべの油汚れを落とすこと自体はそれほど負担に感じていません。私が面倒なのは、羽根の穴や中央の軸、内ふたの圧力部品を最後に確認することですね。
カレーのにおいが残ったときは、まず普通に洗い、それでも気になる場合は機種ごとのお手入れをします。NF-AC1000の45分加熱は、毎回するものではありません。
私はこの手入れをしながら、今も週4回ほど使っています。食洗機中心の家庭なら、手洗いが増える点は購入前に確認しておきたいですね。

