鶏むね肉をやわらかく仕上げたいけれど、フライパンではパサついたり、中心まで火が通っているか不安になったりしませんか。
私も以前はうまく作れず、鶏むね肉を自宅で調理する機会が減っていました。
結論から言うと、オートクッカービストロの公式サラダチキンなら、加熱中はほったらかしにでき、鶏むね肉をしっとりやわらかく仕上げられます。
NF-AC1000を約1年間、週3〜4回使い、サラダチキンも何度も作ってきた私が、作り方や仕上がりを紹介します。
- 公式サラダチキンの材料・水量・作り方
- 実際に食べて感じたしっとり感と味
- パサつきや加熱不足を避ける確認ポイント
- サラダやおつまみなど当日の食べ方
実際に作るとしっとりやわらかい
私がNF-AC1000で作ったサラダチキンは、全体にしっとりしていて、鶏むね肉で気になりやすいパサつきはほとんど感じませんでした。
切った断面は白く、肉汁がドバッと流れ出る感じではありません。
それでも口に入れるとやわらく、厚いところから薄いところまで食感に大きな差はなく、まさにサラダチキンらしい仕上がりです。

味付けは砂糖と塩だけですが、私には薄すぎず濃すぎず、ちょうどいい味でした。何もかけず、そのままでも食べられます。
固い肉を嫌がる子どもも、これは「やわらくておいしい」とパクパク食べていました。それ以来、わが家では何度も作っています。
鶏むね肉の低温調理は公式レシピに沿って作る
オートクッカービストロでは、食材を水に浸し、35〜90℃に保った水で加熱する方法を「低温調理」としています。
鶏むね肉をやわらかく仕上げやすい一方で、加熱不足には注意が必要です。
サラダチキンを作る前に、まず使っている機種がメニューに対応しているか、温度や時間を自己流で変えていないかを確認しておきましょう。
サラダチキンはNF-AC1000・NF-AC700に対応
パナソニックには、オートクッカー向けの低温調理メニューとして以下のレシピがあります。
- サラダチキン
- 甘酒
- 茶わん蒸し
- 温泉たまご
このうち、サラダチキンはNF-AC1000とNF-AC700の両方に対応していますよ。
キッチンポケットアプリまたはパナソニック公式のサラダチキンを開き、使っている機種と分量を確認してから作ります。
自己流で温度や時間を変えない
低温調理は、設定温度だけ合わせれば同じように作れるわけではありません。肉の重さや厚み、水量、置き方など、いくつかの条件が組み合わさっています。
「少しくらい肉が大きくても大丈夫そう」「水を減らせば早く終わりそう」と思うこともありますよね。
ただ、鶏肉は加熱不足が怖いので、私は温度や時間を自己流で変えず、まずは公式レシピの条件に合わせて作っています。
同じサラダチキンでも、低温調理器や炊飯器では作り方が違います。ほかの調理器具向けのレシピを、そのままオートクッカーに当てはめない方が無難です。
公式サラダチキンの条件
サラダチキンを作る前に確認しておきたいのが、鶏むね肉の重さと厚み、水の量。
とくに肉は、パックに書かれた合計重量だけでなく、1枚ずつの重さと一番厚い部分まで確認しておきましょう。
ここからは、重さ・厚み・水量で気をつけたいポイントをまとめます。
| 確認項目 | 2枚分の公式条件 | 調理前の確認 |
|---|---|---|
| 鶏むね肉 | 2枚・合計500g | 1枚250g以下 |
| 厚み | 3cm以下 | もっとも厚い部分を見る |
| 皮 | 取り除く | 下味を付ける前に外す |
| 水 | 1800mL | 室温に戻した水を使う |
| 置き方 | 蒸し板の上 | 肉同士を重ねない |
| 調理後 | ゆで汁の中で30分 | 30分を限度に取り出す |
肉はキッチンスケールで1枚ずつ量る
スーパーのパックに書かれた合計重量だけでは、1枚ずつの重さが250g以下かどうかまでは分かりません。調理前にキッチンスケールを使い、鶏むね肉を1枚ずつ量りましょう。
公式サラダチキンでは、鶏むね肉は1枚250g以下、厚さ3cm以下と決められています。
肉が大きくなれば中心まで熱が伝わる条件も変わるため、同じメニューだからといって250gを超えた肉をそのまま使うのは避けたいところです。
厚みはもっとも厚い部分で3cm以下
私が少し戸惑ったのは、重さの条件よりも「厚さ3cm以下」という条件でした。鶏むね肉は片側が盛り上がっているため、全体を見ただけでは厚みを判断しにくいですよね。

私は観音開きにしなくても3cm以下に収まる肉を使いました。厚みがある場合は、公式ページの案内どおり観音開きにして3cm以下に調節しましょう。
鶏肉は加熱不足が心配なので、見た目だけで厚みを判断せず、一番厚い部分を測るようにしてください。
室温の水を1800mL使う
2枚分を作るときは、室温の水を1800mL使います。私は計量カップで量ってから内なべに入れていますよ。
水を少なくしたり、早く温まりそうだからと熱いお湯を使ったりすると、調理の条件が変わってしまいます。
肉の重さや厚みと同じように、水の量と温度も確認してからスタートしましょう。
サラダチキンの作り方
重さや厚み、水量を確認したら、いよいよ調理です。作業そのものは難しくなく、皮を取って下味を付け、蒸し板に並べて水を入れたら、あとはほったらかしです。
ただし、ブザーが鳴ったらすぐ完成ではありません。下味をなじませる時間や、調理後にゆで汁の中で30分置くところまで含めて作っていきます。
皮を取り下味を付ける
まずは鶏むね肉の皮を取り、1枚250g以下、一番厚い部分が3cm以下になっているか確認してください。厚みが3cmを超える場合は、公式レシピどおり観音開きにして調整します。
2枚分なら、砂糖大さじ1と1/2、塩小さじ2を肉の両面にすり込み、そのまま20〜30分ほど置きましょう。
味付けは砂糖と塩だけなので、準備はシンプル。私が作ったときも、この下味だけでそのまま食べられるくらいの塩加減に仕上がりました。
蒸し板に重ねず並べる
内なべに蒸し板をセットし、その上に鶏むね肉を重ならないように並べます。2枚を入れるときは、一方の肉がもう一方に乗らないよう、蒸し板の上にそれぞれ広げて置いてください。
そのあと、室温に戻した水1800mLを入れ、内なべを本体にセットしてふたを閉めます。
ここで肉を丸めたり袋に入れたりすると、公式レシピどおりの作り方ではなくなります。鶏ハムのような形にせず、公式レシピと同じ置き方で作りましょう。
アプリからサラダチキンを送信する
準備ができたら、キッチンポケットアプリで「サラダチキン」を開き、「オートクッカーへ送信」からメニューを本体へ送ります。
本体側で受信したメニューを確認し、STARTを押せば調理が始まります。
ここまで終われば、加熱中に火加減を見たり、肉をひっくり返したりする必要はありません。
アプリからメニューを送れない場合は、Wi-Fi接続や本体との連携を確認してみてください。
ブザー後も30分ゆで汁に置く
初めて作ると忘れやすいのが、ブザーが鳴ったあとの30分です。終了音がすると完成した気になりますが、ここですぐ肉を取り出すわけではありません。
ふたを開けて内なべを本体から取り出し、鶏むね肉をゆで汁に入れたまま30分置きます。
私は、ブザーが鳴ったらスマートフォンのタイマーをセットしています。
30分を大幅に過ぎると固くなっちゃいますよ.
30分たったら清潔なトングで取り出し、好みの厚さに切れば完成です。生肉に使った包丁やまな板とは分けて扱いましょう。
アプリとの接続やレシピ送信で止まった場合は、オートクッカービストロのアプリ・Wi-Fi設定で手順を紹介しています。

夕食直前に作るより時間に余裕があるうちに仕込む
公式ページでは総調理時間の目安が約1時間25分とされています。また、手順では下味を20〜30分なじませ、できあがり後は肉をゆで汁に入れたまま30分置きます。
下ごしらえ自体は「時間がかかって大変」と、感じるほどではありません。
ただ、夕食直前に思い立って急いで完成させる料理というより、時間に余裕があるうちに仕込む方が使いやすいとでしょう。
とはいえ、調理中はずっと火加減を見る必要がないので、その間にほかの家事を進められるのは助かります。
フライパンよりビストロを使うようになった
私の場合、鶏むね肉に限ればフライパンよりビストロを使うことが増えました。
以前フライパンで作ったときは、中心まで火を通そうとして加熱しすぎ、パサつかせることがありました。
反対に、火を入れすぎないようにすると中心まで火が通っているのか気になります。
ビストロの公式サラダチキンでは、肉の重量や厚みなどを確認する必要はあるものの、スタート後はほったらかしです。
火の通り具合を気にしながらフライパンで焼くより、ずっと気楽に作れました。
今では、2週間に1回ほど作りたいと思える定番メニュー。フライパンで作っていた頃との一番大きな違いは、繰り返し作るようになったことです。
完成したら当日のおかずやおつまみに
家庭で作るサラダチキンは、作ったその日のうちに食べ切りましょう。
ビストロのサラダチキンは、市販品のように保存を考えて製造・包装されたものではなく、家庭で低温調理した鶏肉です。
作り置きにはせず、わが家でも夕食のおかずや晩酌のおつまみとして、その日のうちに食べています。
そのままでも塩味が付いているので、野菜と合わせるだけでも十分。厚めに切れば食べ応えもあります。
少し味を変えたいときは、できあがってからハーブソルトや好みのたれを加えるのもいいですね。
作るときは、最初から当日中に食べ切れる分量にしてください。
鶏むね調理のよくある質問
Q1. NF-AC700でもサラダチキンを作れますか?
A. はい。サラダチキンはNF-AC1000とNF-AC700の両方に対応しています。
キッチンポケットアプリまたはパナソニックのレシピページで、使っている機種と分量を確認してから作りましょう。
Q2. 250gを超える鶏むね肉も作れますか?
A. サラダチキンでは、鶏むね肉は1枚250g以下、厚み3cm以下が条件です。
250gを超える肉をそのまま使わず、重さと厚みを確認してレシピどおりに作ってください。
Q3. 調理終了後すぐ取り出してよいですか?
A. いいえ。ブザーが鳴ったあとも、鶏むね肉をゆで汁に入れたまま30分置きます。
30分たったら取り出し、長時間そのままにしないようにしましょう。
Q4. サラダチキンを丸めて鶏ハムにできますか?
A. サラダチキンのレシピで作る場合は、肉を丸めず、蒸し板の上に重ならないように並べます。
丸めると肉の厚みや中心までの距離が変わるため、鶏ハムのような形にアレンジせず、レシピどおりの置き方で作りましょう。
Q5. 冷蔵庫で何日作り置きできますか?
A. 作り置きにはせず、調理したその日のうちに食べ切りましょう。
市販のサラダチキンと同じ感覚で保存せず、最初から当日中に食べ切れる分量で作るのがおすすめです。
公式レシピどおりに作ればしっとり仕上がる
オートクッカービストロのサラダチキンは、鶏むね肉の重さや厚み、水量を確認して作るのが大切です。
2枚分なら、鶏むね肉は1枚250g以下・厚み3cm以下、室温の水は1800mL。ブザーが鳴ったあとも、ゆで汁の中で30分置くところまで忘れないようにしましょう。
準備には少し確認することがありますが、スタートしたあとはほったらかしにできるのが気に入っています。
私が作ったサラダチキンはしっとりやわらく、子どももよく食べてくれましたよ。
鶏むね肉のパサつきが気になっているなら、まずは使っている機種のサラダチキンレシピを確認して、一度作ってみてください。
サラダチキン以外の料理も含めた使い心地は、オートクッカービストロの使用レビューで紹介しています。

