オートクッカービストロでごはんを炊くことを考えると、炊飯器と同じ水加減でいいのか、何合まで炊けるのか、気になりますよね。
結論から言うと、白米3合の水量はオートクッカー NF-AC1000が660mL、NF-AC700が630mLです。
どちらも通常の「ごはん」は最大5合まで炊けますが、合数やメニューが変われば水量も変わります。また、白米は予約できる一方、炊き上がったあとの保温はできません。
私もNF-AC1000を約1年間、週3〜4回使う中で、白米や玄米を実際に炊いてきました。
炒飯やチキンライスなどのご飯ものも作っているので、この記事では公式レシピの条件だけでなく、実際の炊き上がりや使い分けも交えて解説します。
- 機種とメニューごとの白米3合の水量・時間
- 計量から炊飯開始、予約、炊飯後までの流れ
- NF-AC1000で炊いた白米の実際の仕上がり
- 玄米・炊き込みご飯へ切り替えるときの違い
白米は機種とメニューを選ぶ
白米を炊くときは、機種だけでなく、通常の「ごはん」か「お急ぎごはん」かでも米量・水量・調理時間が変わります。
NF-AC1000とNF-AC700の違いを踏まえ、まずは3合の分量を比べながら、ほかの合数を炊くときのポイントも見ていきましょう。
三合の水量と調理時間
| 機種 | メニュー | 白米 | 水 | 時間 | 公式レシピ |
|---|---|---|---|---|---|
| NF-AC1000 | ごはん(通常) | 3合・450g | 660mL | 約45分 | NF-AC1000のごはん |
| NF-AC700 | ごはん(通常) | 3合・450g | 630mL | 約45分 | NF-AC700のごはん |
| NF-AC1000 | お急ぎごはん | 3合・450g | 580mL | 約35分 | お急ぎごはん |
通常の「ごはん」で2合・4合・5合を炊くときは、キッチンポケットアプリでそれぞれの米と水の量を確認できます。
3合は水量が異なるため、炊きたい合数のレシピに合わせて準備してください。
NF-AC1000の「お急ぎごはん」は、2合と3合のレシピがあります。3合なら白米450gに水580mL、調理時間は約35分です。
通常の「ごはん」とは対応する合数や水量が異なるので、覚えておきましょう。
白米を炊く手順
白米の炊飯は、操作そのものは難しくありません。ただ、実際に使うと迷いやすいポイントはいくつかあります。
ここからは、炊飯前の準備から炊き上がり後まで、実際の流れに沿って確認しましょう。
米と水を正確に量る
選んだ機種・メニュー・合数に合う量の米と水を用意。米を洗ったあと、ザルでしっかり水を切ります。
洗米時の水が多く残ると、計量した水を加えたときの総量が変わるので注意してください。
必要な部品は対応レシピの表示と取扱説明書で確認し、米と水を入れた内なべを本体へセットして、ふたを閉めます。
専用メニューを送る
アプリで機種と合数に対応したレシピを選び、本体へ送信します。
ごはん・玄米・お急ぎごはん・炊き込みご飯では、加熱条件がそれぞれ違います。似た名前のメニューと取り違えないよう、画面上の料理名と米・水の分量を確認してください。
すぐに炊く場合は、本体がメニューを受信したことを確認して「START」を押します。
予約する場合は、調理を始める前に、下の「白米を予約する前の確認」と予約設定の案内を確認してください。

レシピを送れない場合は、本体が受信できる画面になっているか見ます。接続設定が済んでいない場合は、キッチンポケットの接続方法で設定を確認できます。
完成したらすぐほぐす
できあがりブザーが鳴ったら、ふたを開けてすぐにごはんをほぐします。
お急ぎごはんや玄米など、圧力を使うメニューでは、画面に「減圧中」と表示されている間はふたを開けないでください。
予約する場合は、炊き上がったらすぐにごはんをほぐせる時刻に設定しましょう。

余ったごはんを保存するなら長時間内なべへ置かず、一食分ずつ包むか保存容器へ移しましょう。一食分ずつ分けたら、早めに冷凍して保存してください。
炊飯前後の手入れを確認
内なべや内ふた、使用した部品の手入れは、機種ごとの取扱説明書に従ってください。カレーや角煮のあとにごはんを炊くと、内ふたなどに残ったにおいが移ることがあります。
とくにカレーのあとなど、においが気になるときは内ふたやパッキン周りを洗い、本体のお手入れ用の自動メニューを使いましょう。

白米を予約する前の確認
白米を予約するときは、炊き上がったあとのことまで考えて設定する必要があります。
予約する前に確認しておきたいポイントを、順に見ていきましょう。予約設定の操作全体は、ビストロの予約調理と設定方法を確認してください。
予約はできても保温は不可
白米は予約できますが、保温はできません。炊き上がり時刻へ合わせて食べるか、余ったごはんを取り出して保存する必要があります。
夏場など水温が高いときは米が発酵してにおいの原因になるため、予約は8時間以内がすすめられています。
ほぐせる時刻に合わせる
白米は保温できないため、予約は炊き上がったごはんをすぐにほぐせる時刻に合わせます。
朝食なら起きる頃、夕食なら食べる頃を目安にして、炊き上がったまま内なべに置く時間をできるだけ短くしましょう。
白米を炊いた率直な感想
NF-AC1000で3合を炊いた白米は、私には日常のごはんとして十分食べられる仕上がりでした。
ただ、炊飯器とまったく同じ食感や使い勝手ではありません。実際に感じた硬さや粒立ちと、好みに合わせて水加減を変えるときの目安を確認しましょう。
やや硬めで粒がほどける
レシピどおりに炊いた白米は、粘りを抑えた、やや硬めの仕上がりでした。
口に入れると粒がほどけるような食感で、香りは普段のごはんと大きく変わりません。私はこのくらいの硬さが好みです。
水加減は少しずつ変える
NF-AC1000の通常の「ごはん」では、硬さの好みに合わせて水量を30〜50mLほど増減できます。まずは基準量で炊いて、次から少しずつ好みに合わせると調整しやすいです。
私は無洗米を炊くとき、きっちり追加分を量らず、目分量で少しだけ水を増やしています。
それでも問題なく炊けますよ。気になる方はきっちり量った方が安心ですが、私は多少アバウトでも普通に炊けています。
なお、無洗米を一度も水通しせず炊く場合は、公式レシピでは1合につき大さじ1杯の水を追加するとしていますので、参考にしてください。
玄米に切り替えるとき
玄米は白米とは炊き方が少し変わります。
NF-AC1000で炊くときの分量や時間と、炊き上がるまでに知っておきたいことを確認しましょう。
玄米の分量と調理時間
NF-AC1000の公式玄米レシピでは、3合450gに水700mL、調理時間は約1時間15分です。2合と4合の分量も用意され、最大4合まで炊けます。
白米より時間はかかりますが、あらかじめ浸水する必要はありません。

私が炊いたときも、前日から水に漬けておかなくても普通に食べられる玄米に仕上がりました。
食べたいと思った日にそのまま炊けるので、以前より玄米を用意するハードルは下がりましたよ。
減圧が終わるまで開けない
玄米は圧力を使って炊くため、調理後に減圧の時間があります。画面に「減圧中」と表示されている間は、ふたを開けられません。
玄米はNF-AC1000向けの圧力メニューです。NF-AC700の公式のごはん一覧には玄米は掲載されていません。
炊き込みなどは専用レシピへ
白米以外にも、炊き込みご飯やパエリア、リゾットなどのご飯ものがあります。
同じ「ごはん」でも、使う材料や水分の考え方はそれぞれ違います。メニューごとの違いを見てみましょう。
市販の素と五目ごはん
「炊き込みごはん(市販の素使用)」と「五目ごはん」では、白米とは水の入れ方が変わります。
調味液や具材から出る水分もあるため、白米用の水量に調味料をそのまま足す作り方ではありません。
市販の素を使うときも、ビストロ用レシピの分量で作ります。味を変えたいときは、次回から少しずつ調整しましょう。
パエリアやピラフも選べる
ごはんカテゴリーには、かきとレモンのパエリアや冷凍シーフードのパエリア風ごはんなどもあります。
冷凍シーフードを使うメニューもありますが、冷凍食材なら何でも同じ扱いになるわけではありません。
解凍して使うもの、そのまま入れるものなど、料理によって扱いが変わります。
リゾットは米を使うとは限らない
チーズリゾットやトマトリゾットは、オートミールを使うメニューです。名前だけを見ると米料理に思えますが、生米を炊いて作るリゾットではありません。
オートミールの代わりに炊いたごはんでも作れます。生米を使うレシピではないので、作る前に材料を確認しましょう。
炊飯中はおかずを別で用意
ビストロで炊飯している間は、同じ本体でカレーや煮物を作れません。
わが家は4人家族で、現在はビストロをおかず担当、自動計量IH炊飯器SR-AX1をごはん担当にしています。

私は調理直後に続けて別のおかずを作ろうとしたとき、本体の温度が高く、冷めるまで待つよう表示されたんです。
すぐに次の調理へ移れなかったため、それ以来、ごはんは炊飯器、おかずはビストロと別々に作るようになりました。
炊飯器を残すか、ご飯ものをどう使い分けるかまで判断したい場合は、ビストロ炊飯と炊飯器の役割分担で詳しく紹介しています。
また、これからビストロを使い始めるなら、本体を購入するほか、サブスクやレンタルを利用する方法もあります。
それぞれの料金や利用条件は、ビストロの価格と利用方法の比較でまとめました。料金や在庫、返却条件は変わるため、申し込むときは公式情報も確認してください。
よくある質問
白米を炊くときは、合数や予約、保温など細かなところで迷いやすいです。本文で触れた内容の中から、とくにに確認しておきたいポイントをQ&Aでまとめます。
Q1. 白米は何合まで炊けますか?
A. NF-AC1000とNF-AC700は、通常の「ごはん」で白米を最大5合まで炊けます。合数によって水量が変わるため、炊きたい合数のレシピを確認してください。
Q2. 炊いた白米を保温できますか?
A. 白米は保温できません。炊き上がったらごはんをほぐし、食べない分は内なべに置いたままにせず保存します。
Q3. 白米は予約できますか?
A. 通常の「ごはん」は予約できます。保温はできないため、炊き上がったあとにすぐほぐせる時刻に合わせて予約するのが使いやすいです。夏場など水温が高いときは、8時間以内を目安にします。
Q4. 玄米も炊けますか?
A. NF-AC1000では玄米を炊けます。3合なら玄米450gに水700mL、調理時間は約1時間15分で、最大4合まで対応します。NF-AC700の公式のごはん一覧には玄米は掲載されていません。
オートクッカービストロの炊飯は機種とメニューに合わせる
オートクッカービストロで白米を炊くときは、NF-AC1000とNF-AC700で水量が異なり、合数やメニューによっても分量が変わります。
白米は予約できますが保温はできず、玄米や炊き込みご飯は白米とは作り方が異なります。
まずは手元の型番と炊きたいメニューを確認し、キッチンポケットアプリで分量を見てから準備しましょう。最初は白米3合から試してみてくださいね。

